【ブログのパーマリンク設定】Google推奨の最適な付け方とは?

パーマリンクって、結局どうするのがイチバンいいの?
どこかで見たままに設定しちゃったけど・・・
あれで正解だったのかな?
パーマリンクにうなされるひと
このような疑問にお答えします。
結論から言うと、どんなパーマリンクでも検索順位にはいっさい影響がありません。
SEOがどうとかいう情報がけっこうありますが、すべて憶測だと言っていいでしょう。
とはいえ、Googleの理念と方向性を合わせ、ユーザーが認識しやすいパーマリンクにしておくのがベスト!
そこで本記事では、「Google推奨のパーマリンクの付け方」について解説していきます。
のちのちパーマリンクを変更する場合、SEO効果がリセットされるなどのデメリットがあります。
あとから変更することのないように、ブログ運営初期からちゃんと理解し、設定しておきましょう。
↓記事を読み終えたあなた
パーマリンクよくわからない?
よければ詳しく教えようか?
本記事のトピックス
パーマリンクとは?
”パーマリンク” とは、記事固有のURLのこと。
以下の●●の部分がパーマリンク。
- https://zookama.org/●●
言わばネット上の住所。
それぞれの記事に別々の住所があるからこそ、「どの記事がどんな内容か?」をGoogleが把握することができます。
これにより、たとえば「ラーメン」というキーワードで検索したとき、ラーメンについて書かれた記事のみをチョイスして、Googleの検索結果に表示することができるというわけです。
どんなパーマリンクであろうと検索順位への影響はない
WordPressでは多様なパーマリンク設定が選べますが、どれにしようが検索順位への影響はありません。
”パーマリンクを適切なものにしておかないと、検索順位が上がりづらい” などの情報が散見されますが、惑わされないように!
「検索順位への影響はない」と言える強力な裏付けとして、Googleのヘルプページでの「Q & A」をご紹介します。
【要約】
Q. 日本語のURLと英語URLで、検索エンジンのロボットの見つけやすさに違いがあるの?
A. どれでも問題ない。お好きにどうぞ。ただし、日本語URLを正常に扱えないWebシステム上では、何らかの不具合が発生する可能性はある。
色々な憶測が飛び交っているSEO関連の情報ですが、結論どんなパーマリンクでも問題なかった!!!
とはいえ、「ユーザーが認識しやすいか?」という観点でパーマリンクを見たときに、やっぱり分かりやすいものがいいですよね?
もちろんGoogleも、「できるかぎりシンプルで分かりやすいURL構造にすること」を推奨しています。
というわけで、その観点でパーマリンクの付け方を考えていきます。
Google推奨のパーマリンクの付け方:3つのルール
この章では、Google公式のガイドラインに沿って、Google推奨のパーマリンクの付け方を解説。
ではさっそくガイドラインから引用。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
このガイドラインから読み取るに、以下3つのルールを適用すればいいでしょう。
- 英単語をつかうこと
- 見ただけで記事の内容が理解できること
- 短く簡潔にすること
順にみていきます。
英単語をつかうこと
できるだけ簡単な英単語で構成されたパーマリンクとします。
たとえば以下。
- https://zookama.org/blog-writing
→ブログ記事の書き方についての記事 - https://zookama.org/blog-monetize
→ブログ収益化についての記事
ちなみに英単語をつなげるときは、「_(アンダーバー)」ではなく「-(ハイフン)」を使用。
こちらもGoogle推奨です。
URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
ローマ字にするのはあり?
これについては、下記ツイートで回答。
✅パーマリンクは英単語で構成すべき!
理由:Google好み
原則として英語が望ましいですが、世界的に知られている日本語なら、ローマ字にするのもアリ。
たとえば以下。
☑️ramen(ラーメン)
☑️sushi(スシ)
✅hentai(変態)Sorry, 3つ目はネタです。
ひとつ前がスシだけに。#ブログ初心者— ずーかま@ブログ運営アップデート係(SEOにハマリ中) (@datsusalaryman) January 9, 2020
まぁどんなパーマリンクでも検索順位には影響しないので、ぜんぶローマ字でもいいのですが…
「ユーザーが理解しやすいURL」とは遠ざかってしまいます。
見ただけで記事の内容が理解できること
「何について書かれている記事なのか?」が、ひと目でわかるパーマリンクが好ましいです。
まずはダメな例から。
たとえばあなたが、ブログ運営に関する記事を2つ書いたとしたら以下。
- https://zookama.org/blog-1
- https://zookama.org/blog-2
これでは、「ブログの何について書かれた記事なのか?」がわかりませんよね?
ではつぎは良い例。
- https://zookama.org/start-blog
→ブログの始め方についての記事 - https://zookama.org/permalink
→パーマリンクについての記事
これならひと目で理解できますよね?
短く簡潔であること
やりがちなのは、記事タイトルをそのまま英訳してしまうこと。
たとえば、「ブログの始め方とは?」という記事タイトルだったら以下のようにすることです。
- https://zookama.org/how-should-i-start-a-blog
これがダメというわけじゃないですが、URLが長くなればなるほど、ユーザーさんは理解しずらくなるでしょう。
シンプルイズベスト!
日本語のパーマリンクはオススメしない
日本語のパーマリンクにすれば、日本人ユーザーさんにとっては一見分かりやすいようにおもえますが、Web上で長いURLで表示される場合があります。
たとえば以下。
- https://zookama.org/ブログ記事の書き方
→https://zookama.org/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%AE%E6%9B%B8%E3%81%8D%E6%96%B9
たとえ検索順位への影響がなかったとしても、これでは見栄えがよくないですよね?
ユーザーさんがコピペしようとするときにもめんどうです。
それにGoogleの「Q & A」にあったように、”日本語URLを正常に扱えないWebシステム上では、何らかの不具合が発生する可能性がある” ので、日本語のパーマリンクの使用はオススメしません。
パーマリンクの設定方法
さて、パーマリンクの良し悪しを認識したところで、具体的な設定方法の解説にうつりましょう。
WordPressでパーマリンク設定を変更する
パーマリンクを任意で設定するためには、まずは WordPress の設定を変更する必要があります。
WordPressでのパーマリンク設定手順
- WordPress の管理画面から、「設定」>「パーマリンク設定」を選択。
- デフォルトでは、「基本」にチェックが入っています。
このままではパーマリンクの編集ができないので、「投稿名」にチェック。
- 忘れずに「変更を保存」をクリックして完了。
これで、投稿の編集画面から「任意のパーマリンク」に変更できるように!
パーマリンクを編集する
任意のパーマリンクに編集します。
パーマリンクの編集手順
- 投稿の編集画面に、記事タイトルを入力。
するとURLが表示されるので、「編集」をクリック。
- パーマリンクを入力し、「OK」をクリック。
以上で編集は完了です!
理想のパーマリンク設定はデメリットあり
パーマリンク設定の推奨は「投稿名」ですが、理想形は別にあります。
パーマリンク設定の一番下の「カスタム構造」を選択し、「/%category%/%postname%」と入力してカテゴリー名をURLに含ませる、これが理想形です。
これをやると以下のようなURLになります。
- https://zookama.org/seo/keyword
このパーマリンクだと、「SEOのカテゴリーで、キーワードについて書かれている記事」だということがひと目でわかりますよね?
さらには、「https://zookama.org/seo」などとURLの一部を消し、カテゴリ一覧の記事を確認しようとするユーザーさんの検索行動にも対応できます。
つまりパーマリンク設定を「カテゴリー+投稿名」にするのが、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても、サイトの構造を理解しやすいベストなカタチ!
しかしこの設定は、「カテゴリーを変更するデメリットが大きい」のでオススメしません。
そのときカテゴリー名をURLに含む設定にしてしていると、記事のURLまで変わってしまうからです!
記事のURLが変わるデメリットを、以下で詳しく解説。
パーマリンク(URL)変更によるデメリット
デメリットは以下の3つ。
- SEO効果がリセットされる
- 被リンクやSNSシェア数がリセットされる
- リダイレクト処理の手間がかかる
それぞれ簡単に解説します。
SEO効果がリセットされる
せっかく検索結果の上位に表示されている記事でも、SEO効果がリセットされまたゼロからのスタート。
パーマリンクが変更されただけで、記事の内容が変わってないなら、理論上は待ってれば順位が戻るはず。
しかし、記事の順位が安定するまで通常は3ヶ月ほどかかります。
つまりゼロからやり直しとなると、順位が上がってくるまでまた3ヶ月待たなければなりません。
被リンクやSNSシェア数がリセットされる
ほかのサイトからもらったリンクや、SNS上でのシェア数がリセット!
苦労してつくった記事を評価してもらえた喜びの勲章が、跡形もなく消え去ってしまします。
元のパーマリンクは「リンク切れ」扱いに。
どこかのサイトにリンクが貼られていた場合、リンクをたどって来てくれたユーザーさんをガッカリさせてしまうかも。
リダイレクト処理の手間がかかる
パーマリンクを変更するデメリットを最小限におさえる処理として、「301リダイレクト」という手法があります。
この処理をすれば、古いパーマリンクから新しいパーマリンクへ、ページのSEO評価をそのまま引き渡すことが可能。
(※ただし被リンク・SNSシェア数はリセット)
しかし、記事数が増えれば増えただけ、リダイレクト処置にかかる時間も膨大になってしまいます。
特に、WordPress のパーマリンク設定自体を途中で変えた場合は、すべての記事のURLが問答無用で変更。
100記事書いたあととかにパーマリンクの設定の不備に気づいたらたいへん!
「パーマリンク設定は、ブログ運営初期でちゃんとやっておくべき」だと冒頭で述べた理由がコレです。
まとめ: Google推奨のパーマリンクで、ユーザーに優しく
Google推奨の、「理解しやすいシンプルなパーマリンク」を心がけ、ユーザーからもGoogleからも好かれるサイトにしていきましょう!
Googleから好かれるパーマリンクにしても、SEO効果はありませんけどね!トホホ。
では今回はこの辺で(`・ω・´)ゞ
このブログに出会ったがさいご。
笑いながら、楽しみながら、ブログを継続するしかない。
ブログで稼ぐ?ブログで成功?
そんなものは、ブログを楽しんでから言え!
楽しめ!笑え!ほ〜ら挫折ゼロだ!
あ、ブログ楽しみましょう☆