コノハウィングのWordPressかんたん移行がエラー!手動でやる手順

最初から手動でやる場合は、以下記事の STEP4. まで済ませてから戻ってきてください。
本記事のトピックス
- 1 STEP1. サイトの引っ越し準備(プラグインでサイト情報をエクスポート)
- 2 STEP2. ドメインのネームサーバーを変更
- 3 STEP3. コノハウィングで独自SSLを有効化する
- 4 STEP4. コノハウィングにWordPressをインストールする
- 5 STEP5. コノハウィングのサーバーに、あなたのPCからだけ一時的にアクセスする設定をする
- 6 STEP6. WordPress ファイルをインポートして、サイトを復元
- 7 STEP7. 復元したWordPressサイトをSSL化する
- 8 STEP8. エックスサーバーから必要な情報をコピーする(必要な場合)
- 9 STEP9. DNSをコノハウィングに戻す
- 10 STEP10. エックスサーバー上のWordPressサイトを閉じる準備をする
STEP1. サイトの引っ越し準備(プラグインでサイト情報をエクスポート)
プラグインをつかって、WordPressサイトを引っ越していきます。
まずは、プラグインをインストールしましょう。
ワードプレス引っ越しプラグインの操作(エクスポート編)手順
プラグインのインストール
- プラグイン追加画面から、「All-in-One WP Migration」をインストール

インストールしたら、「有効化」もしておいてください
サイト情報をエクスポート(出力)
- 「エクスポート」をクリック

- 「エクスポート先」を展開し、「ファイル」を選択

それ以上の容量のサイトの場合、容量の大きいメディアファイルをFTPをつかって手動で移行する方法もありますが、有料版を購入するのがオススメ!
- 処理が完了したら、「ダウンロード」をクリック

以上で引っ越しの準備は完了です
STEP2. ドメインのネームサーバーを変更
ドメインの現在のネームサーバーはエックスサーバーになっているので、コノハウィングのネームサーバーに変更します。
これは WordPress の引っ越しが完了したあと、コノハウィングのサーバーでサイトが見られるようにするための作業です。
ムームードメインの例でご紹介します。
その他のドメイン管理会社でも、やり方はほぼ同じです。
ネームサーバー変更手順
ネームサーバー設定変更画面を表示
- ドメイン管理画面から、「ネームサーバ設定変更」をクリック

- 「ネームサーバ設定変更」ボタンをクリック

ネームサーバーの変更
- 現在入力されている「ネームサーバー名」をすべて削除します
※エックスサーバーの場合、5つ入っているとおもいます

- 上から順に、以下3つのネームサーバー名を入力します
「ns-a1.conoha.io」
「ns-a2.conoha.io」
「ns-a3.conoha.io」

- 入力がおわったら、忘れずに「ネームサーバ設定変更」ボタンをクリック

以上でネームサーバーの変更は完了です
STEP3. コノハウィングで独自SSLを有効化する
この作業はすぐ終わります。
ちゃちゃっと済ませちゃいましょう😉
コノハウィングで独自SSLを有効化する手順
独自SSL設定画面を表示
- 「サイト管理」 > 「サイトセキュリティ」の順にクリック

独自SSLを有効化
- 無料独自SSLを展開し、利用設定を「ON」にします

- 「設定中」の表示が、「利用中」になるまで待ちます


STEP4. コノハウィングにWordPressをインストールする
さて、つづいてはコノハウィングのサーバー上に、WordPress をインストールしていきます。
コノハウィングにWordPressをインストールする手順
WordPressインストール画面を表示
- ①「WING」 > ②「サイト管理」 > ③「+アプリケーション」の順にクリック

必要情報を入力
- 以下のとおり選択、もしくは入力していきます

②「新規インストール」を選択
③「5.3.0」を選択
④移行元サイトに合わせて選択
⑤移行元サイト名と同じ
⑥「メールアドレス」を入力
⑦移行元サイトの「WordPress管理者名」を入力
⑧移行元サイトの「WordPressパスワード」を入力
⑨任意の「パスワード」を入力
入力内容を確認後、「保存」をクリック
- 成功しました。
というポップアップメッセージが表示されればインストール成功です

STEP5. コノハウィングのサーバーに、あなたのPCからだけ一時的にアクセスする設定をする
手順的には、先にエックスサーバーのサイトをクローズしても問題ありませんが、何かトラブルがあった場合に元のデータが残っていれば安心ですよね?
この手順を踏むことにより、あなたのPCからのみコノハウィングのサーバーにアクセスすることができます。
(ユーザーさんはまだエックスサーバー上のサイトを閲覧)
つまり、サーバー切り替え後のサイト表示が問題ないかを確認してから、満を持してサイトを公開することが可能!
「サーバー移行中にユーザーさんが訪問してくれたのに、サイトが表示されない」という事態を回避できます。
コノハウィングのサーバーに一時的にアクセスするための手順(Mac編)
ホスト操作ファイルの検索
- 「Finder」を表示し、「⇧+⌘+G」
すると検索窓が表示されるので、「/private/etc」と入力

ホスト操作ファイルの編集
- 「etc」フォルダ内から「hosts」ファイルを探し、デスクトップへコピー
※ファイルを直接編集しようとしても、プロテクトがかかっているため編集できません
一度デスクトップへコピーし、ファイルごと上書きすることで、編集が可能になります

- デスクトップ上の hosts ファイルを開き、最下行に「コノハウィングのサーバーIPアドレス」と「サイトURL(httpsなし)」を入力
※IPアドレスとサイトURLのあいだには「半角スペース」を入れる

ホスト操作ファイルの上書き
- 「etc」フォルダ内に、さきほど編集した hosts ファイルをコピペします

- 上書きしようとするとポップアップ画面が表示されるので、「置き換える」を選択して上書きします

Windows の場合は以下を参照。
コノハウィングのサーバーに一時的にアクセスするための手順(Windows編)
ホスト操作ファイルの表示
- C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts をテキストファイルで開く
ホスト操作ファイルの編集
- ファイル内の最下行に、以下のように入力
例:123.456.XXX.XXX zookama.org
ファイルを上書きして完了
コノハウィングのサーバーにアクセスできるか確認する
ホストファイルの編集がおわったら、WordPress にアクセスして確認してみましょう。
コノハウィングのトップページから、WordPress 管理画面にアクセスできます。

ホストファイルが正しく変更されていれば、コノハウィングのサーバーにアクセスできます。
投稿が1件のみになっていればオッケー!

hosts ファイルを正しく編集したのに、エックスサーバー側の WordPress にアクセスしてしまう場合は、キャッシュを削除するか、パソコンを再起動すれば解決します。
コノハウィングのサーバーにアクセス可能なことを確認できてから、つぎに進みましょう。
STEP6. WordPress ファイルをインポートして、サイトを復元
いよいよサイトを復元します😎
ここまで来たらあと一息!
STEP6-a. WordPressサイトを復元するための事前準備
予期せぬ不具合を防ぐために、WordPress のバージョンが最新でない場合は更新してください!
WordPressサイトをエクスポートしたときと同じプラグイン(All-in-One WP Migration)で、サイト復元をおこないます。
エクスポートのファイルサイズ上限は 512MB でしたが、なぜかインポートのファイルサイズ上限が 32MB に・・・
拡張プラグインを導入することで、512MB まで上限を無料で引き上げることができるので、その手順を解説します。
(エクスポート時に有料版を購入済みの方は、本解説は飛ばしてください)
WordPressサイトを復元する事前準備
プラグインのインストール
- サイト情報をエクスポートしたときと同様に、プラグイン「All-in-One WP Migration」をインストール
拡張プラグインのダウンロード
- 「インポート」をクリック

- 「最大アップロードファイルサイズを上げる方法」をクリック

- リンク先ページの「4. プラグインを使用する」直下のリンクをクリック

- ベーシック下の「ダウンロードボタン」をクリック

拡張プラグインのインストール
- プラグイン追加画面を表示し、「プラグインのアップロード」をクリック
つづいて、「ファイルを選択」をクリック

- さきほどダウンロードした拡張プラグインの「zipファイル」を選択し、「今すぐインストール」をクリック
※zipファイルは解凍しなくてオッケーです

- インストールが完了したら、「プラグインを有効化」して完了

STEP6-b. WordPressサイトの復元
インポートファイルサイズの拡張が無事終了したら、WordPressサイトの復元に着手します。
WordPressサイトを復元する手順
WordPressファイルのインポート
- All-in-One WP Migration の「インポート」をクリック

- 「インポート元」を展開し、「ファイル」をクリック
STEP1. でエクスポートした「WordPressファイル(拡張子:.wpress)」を選択

- ポップアップメッセージが表示されるので、「開始」をクリック
インポートが実行されます


インポート完了後の追加作業
- 完了メッセージが出たら、「完了ボタン」を押さず、「パーマリンク構造を保存する。」をクリック
※もし完了ボタンを押してしまっても、ダッシュボード画面から「設定 > 投稿設定」で表示できます

- 何も変更せず、「変更を保存」をクリックすればオッケーです
※この手順を踏むのは、記事が表示されないエラーを回避するためです

STEP7. 復元したWordPressサイトをSSL化する
サイトの復元が完了したあとは、サイトをSSL化します。
WordPressサイトをSSL化する手順
コノハウィングのかんたんSSL化を実行
- 「サイト管理」 > 「サイト設定」の順にクリック
「SSL有効化」ボタンをクリック

- 「成功しました。」
というポップアップメッセージが表示されれば成功です

STEP8. エックスサーバーから必要な情報をコピーする(必要な場合)
「.htaccess」ファイルを編集したひとは、エックスサーバーから情報をコピーしておきます。
ここでは、「.htaccess」を保存する場所をご紹介します。
なお、「http」を「https」にリダイレクトする記述は、コノハウィングの場合は不要です。
※デフォルトで設定されているため、記述すると逆に不具合の原因になってしまいます。
コノハウィングの .htaccess ファイルの場所は以下。
- 「サイト管理 > 応用設定」の順に進みます

- 「.htaccess設定」を展開し、内容を変更します(必要な場合)

STEP9. DNSをコノハウィングに戻す
「サイトが表示されない期間をなくすために、一時的に変更していたDNS」を元に戻します。
(※「かんたん移行の記事」の STEP4. でやった手順のこと)
この作業を終えると、ユーザーさんがコノハウィングサーバー上のサイトに訪れることになります。
作業に移るまえに、移行したサイトが問題なく表示されているか、いま一度確認しておきましょう。
- コノハウィングの管理画面から「DNS」をクリックし、「@」「www」行のIPアドレスを、コノハウィングのものに戻します
※TTLを「60」に変更していた場合、このタイミングで「3600」に戻しておきます

入力が終わったら、「保存ボタン」を押すのを忘れずに!
コノハウィングサーバーにアクセスするように、hosts ファイルを編集する
STEP5. と同様の手順で、「サーバーIPアドレス」をコノハウィングに変更します。
これであなたのパソコンからも、コノハウィング上のサーバーにアクセスできるようになります。
サーバーがコノハウィングに切り替わったのを確認する
以下リンクボタンから、「aguse」というサイトにアクセスします。
(※利用しているサーバーを無料で確認できるサイトです)
サイトへアクセスしたら、あなたのサイトのURLを入力します。

「逆引きホスト名」の欄に、コノハウィングサーバーのIPアドレスが表示されていれば、サーバー移行は無事完了です!

STEP10. エックスサーバー上のWordPressサイトを閉じる準備をする
コノハウィングへのサーバー移行が無事完了したら、エックスサーバー上のWordPressサイトを閉じる準備をします。
このままだとまったく同じWordPressサイトが2つ存在することになり、不都合やエラーを起こしかねないからです。
(最悪の場合、Googleからコピーコンテンツ扱いされてしまう)
ただしサイトを完全に削除するのは、サーバーを移行したあと数日間様子を見てからにしましょう。(万が一に備えるため)
それでは、現在のサイトに悪影響がでないように設定していきます。
- いまはコノハウィングのサーバーにしかアクセスできなくなっているので、まずはエックスサーバーにアクセスするように、hosts ファイルを編集しましょう。
この手順はもう慣れましたかね?😉
STEP5. と同様の手順で、「サーバーIPアドレス」をエックスサーバーに変更します。(何度もめんどくさいですが、あと1回だけです)
エックスサーバー上のWordPressサイトにアクセスしたら、以下を設定していきます。
✅記事をすべて非公開に
✅サイト情報の検索回避
✅各種解析タグの削除
サイトクローズの準備
記事をすべて非公開にする
- 「①投稿」をクリック > 「②チェックを入れる」 > 「③編集を選択」 > 「④適用をクリック」

- すると一括編集画面が出てきます
「ステータスを非公開」にして、「更新」をクリック

検索回避設定をする
- 「設定」 > 「表示設定」と進みます
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れ、「変更を保存」をクリックして完了です

サイトクローズの準備がおわったら、ふたたびコノハウィングのサーバーにアクセスするように、hosts ファイルを編集します。
この作業はこれで最後なので、サーバーIPの一行を消せばオッケー!(一番最初の編集前に戻す)
コノハウィングのサーバーにうまく戻らない場合、キャッシュを削除するか、PCを再起動してください。
それでもうまくいかない場合、一度コノハウィングのサーバーIPを入力 → アクセスできることを確認したのち、サーバーIPの記述を削除しましょう。
あとは、任意のタイミングでエックスサーバー上のWordPressサイトを完全に削除したら、長い戦いが終了です。
お疲れさまでした!😭
コノハウィングで、爆速ブログライフを!!
このブログに出会ったがさいご。
笑いながら、楽しみながら、ブログを継続するしかない。
ブログで稼ぐ?ブログで成功?
そんなものは、ブログを楽しんでから言え!
楽しめ!笑え!ほ〜ら挫折ゼロだ!
あ、ブログ楽しみましょう☆