キーワード出現率の目安は?SEO効果は?【調査で判明した事実】

キーワード出現率が SEO に与える効果が気になりますか?
結論から言います。
キーワード出現率が多いと、SEO 効果が高い(掲載順位が高い)傾向にあります。
しかしこれからお見せする調査結果や、「キーワードを増やす」という手法に惑わされないでください。
本質は別のところにあります。
本記事では、独自の調査結果から判明したキーワード出現率の目安、SEO との関連性について述べていきます。
本記事のトピックス
キーワード出現率の目安は?
キーワード出現率をどれくらいにすればいいか悩んでいますか?
クエリによって出現率が大きく異なるため、一概に何%とは言えないからです。
キーワード出現率の調査結果
3 クエリ・ 90 サイトのキーワード出現率を調査したところ、以下のような結果となりました。
🔎ブログ関連の 3 クエリ 🔎検索結果 1〜10 位、51〜60 位、101〜110 位それぞれのキーワード出現率と文字数を確認
キーワード出現率(平均) | 1〜10 位 | 51〜60 位 | 101〜110 位 |
A クエリ | 2.47 % | 1.69 % | 0.62 % |
B クエリ | 2.68 % | 1.89 % | 1.83 % |
C クエリ | 7.54 % | 5.57 % | 5.70 % |
文字数(平均) | 1〜10 位 | 51〜60 位 | 101〜110 位 |
A クエリ | 3767 文字 | 3182 文字 | 4977 文字 |
B クエリ | 4487 文字 | 3530 文字 | 2518 文字 |
C クエリ | 4924 文字 | 2828 文字 | 3478 文字 |
結果から見えた傾向は以下。
- キーワード出現率が高いほうが、順位も高い
- 文字数が多くても、キーワードとの関連性が低いと順位も低い
これらは絶対の定義ではなく、あくまで傾向です。
キーワード出現率が高いと、なぜ SEO 効果があるの?
Google の検索アルゴリズムが、あなたの記事のなかから以下2つの情報を読み取り、キーワードとの関連性を評価するからです。
- キーワードがページ内に含まれているかどうか?
- キーワードが出現する頻度
クエリに一致する情報が含まれるウェブページを探します。ごく基本的な検索を行った場合、アルゴリズムはインデックス内で検索キーワードを探して適切なページを見つけます。そして、そのキーワードが登場する頻度やページ上の場所(タイトル、見出し、本文中など)について分析します。
情報の関連性を評価するための最も基本的な要因は、検索クエリと同じキーワードがウェブページに含まれているかどうかです。キーワードがページに出現する(特に見出しや本文に含まれている)場合、そのページの情報は関連性が高い可能性があります。
つまり、キーワード出現率が高ければ、関連性が高い “可能性がある” ということになります。
調査結果を見ても、上位と下位の記事のあいだには、明確なキーワード出現率の差がありました。
では、キーワード出現率を増やせば上位が取れますか?
単にキーワード出現率が高いだけで、情報の関連性が高いとは判断されないからです。
もしそんな判断基準だとしたら、キーワードさえたくさん入れておけば、Google の検索結果が不正に操作できてしまうことになりますからね。
Google は「スパム的な手法」をとても嫌います😵
キーワード出現率は、あくまで「掲載順位を決定づける要因のひとつ」に過ぎないことを理解しましょう。
「犬」を検索する場合、必要なのは「犬」という単語が何百回も出現するページではありません。つまり、ただクエリの言葉を繰り返すだけでなく、クエリに対する答えが含まれているページかどうかを見極める必要があります。
要因のひとつにすぎないなら、なぜキーワード出現率が高い記事の掲載順位が高いのですか?
その証拠に、キーワード出現率がかなり低くても、掲載順位の高い記事もありました。
ふぅ、これで手法に惑わされずに済みますね😉
とはいえ、やらなくていいというわけではありません。
キーワード出現率が低すぎるのは問題です。
キーワード出現率を確認する方法
今回の調査では、以下のツールを使用しました。
URL もしくはテキストを貼り付ければ、キーワード出現率を知ることができます。
上位記事よりキーワード出現率が低ければ、これを増やすことを考えてみてください。
※なお、出現率が低い場合(21 位以下)は、結果に表示されません。
キーワード出現率を増やしたいですか?
つぎの章で増やし方を解説します。
キーワード出現率を増やすコツ
キーワード出現率を増やすために、以下の 2 つをおこなってください。
- 見出しにキーワードを入れる
- 指示代名詞を減らす
この 2 つをおこなえば、キーワード出現率がかなりアップします。
(しかし忘れないでください。パーセンテージがすべてではないことを!)
それぞれ解説していきます。
見出しにキーワードを入れる
見出しにキーワードを含めていますか?
たとえば、3,000 文字のコンテンツで見出しが 5 つあるとします。
3,000 文字のコンテンツには、だいたい 1,000 語前後の単語が含まれています。
そのうちキーワードが 5 回(見出し 5 つ分)出現しただけで、キーワード出現率が 0.5 %アップ! この “見出しヘキーワードを入れる” という手法は、気づいていないひとも多いです。 見出しは「h タグ」とも呼ばれ、Google がキーワードとの関連性をチェックするうえで、本文よりも重要視している情報なのです。 本文中のキーワード出現率を気にするより、「見出しにキーワードが入っているかいないか」を気にするべきかもしれません。 見出しにキーワードが入っていないと、「狙ったキーワードとの関連性が低い」と判断されてしまうおそれがあるからです。 どの h タグレベルまでキーワードを含めればいいですか? それについては、以下を参照してください。 本文にキーワードを追加するまえに、まずは見出しを確認しましょう! 「この・これ・その・それ・あの・あれ」などの指示代名詞をよくつかいますか?
しかし真の狙いは、キーワード出現率を高めることではありません。指示代名詞を減らす
2〜3 文以上前の文章について、指示代名詞を用いるのはやめておきましょう。
ユーザーさんの理解をさまたげる場合があります。
ページを読み飛ばしたとき、ユーザーさんはこうおもうかもしれません。
🤔「あなたはいま、何について話していますか?」
特にキーワードに関して指示代名詞をつかってしまっているなら、キーワードに置き換えましょう。
キーワード出現率を調整するときの注意点
キーワードはできるだけ増やしたほうがいいですか?
キーワードをやたらと多く含めると、最悪の場合「スパム」と判定されるおそれがあります。
あくまで不自然にならない範囲で増やしましょう。
これをうまくやるのも、ひとつの「技術」です😉
まとめ:キーワード出現率はあくまで目安、テクニックに頼りすぎない!
キーワードを記事タイトルや見出しに含めるのは、有効な SEO テクニック。
(結果としてキーワード出現率も増える)
しかし単にテクニックとして実行しても、結果はついてこないでしょう。
「ユーザー目線でどうなのか?」を考え、実行することがたいせつです。 🤔「このコンテンツは読みづらいです」 そうおもわれることのないよう、巧みにキーワードを増やしましょう。 ではでは(`・ω・´)ゞ
このブログに出会ったがさいご。
笑いながら、楽しみながら、ブログを継続するしかない。
ブログで稼ぐ?ブログで成功?
そんなものは、ブログを楽しんでから言え!
楽しめ!笑え!ほ〜ら挫折ゼロだ!
あ、ブログ楽しみましょう☆