読まれるブログ記事タイトルの付け方3つ【1年半のノウハウ全放出】

ブログ記事タイトルの付け方や決め方って、ルールはあるの?
どんなタイトルを付ければ、よく読まれるようになるの?
そのあたりのノウハウを教えてほしい!
ブログやってるひと
このような疑問にお答えします。
本記事のトピックス
ブログ記事タイトルの付け方を工夫しないと、記事が読まれない
なぜなら、どんなに質の良い記事を書いても、クリックされなければ記事を読んでもらえないから。
言わばお店の看板みたいなものです。
お客さんの目に留まるような看板でなければいけません。
ブログ記事タイトルの付け方が良いか悪いかを図る指標はCTR
テクニックを駆使してブログ記事タイトルを付けたところで、クリックされなければそれは悪いタイトルと言えます。
たいせつなのは、良い記事タイトルかどうかを「数字で判断する」ということ。
その判断の指標となるのが、「CTR」という数値です。
CTRとは?
Click Through Rate (クリック率)の略で、次の式で求められます。
つまりCTRが高ければ高いほど、よくクリックされる記事ということになりますよね。
もちろんCTRは、検索順位やジャンルにより異なります。
ただある程度の目安として、Google検索結果におけるCTR平均が調査されていますのでご紹介します。
引用:Announcing: 2017 Google Search Click Through Rate Study
このデータからわかる残酷な事実として、検索結果20位以内に入らなければ、記事はほとんど読まれないということ(´・ω・`)
あなたも普段の検索シーンを思い出してみればわかるとおもいますが、2ページ目以降を見ることはあまりないですよね?
なので、1ページ目に表示されないと勝負にならないとさえ言えます。
(1ページ目に表示されるようになるには、50~100記事くらい書かないと感覚つかめません)
20位以内に記事が表示されるようになったとき、効果を発揮し始めますから。
ずーかまのCTR実績
ブログ記事タイトルには、けっこう悩まされてきました。
直近3ヶ月のCTR実績はコチラ。
全記事の平均検索順位は28.5位。
さきほどのCTR平均と照らし合わせると、20位圏外なので、CTR1% 未満が妥当です。
まだまだですが、そこそこ結果は出ているので少しはお役に立てるかなとおもいます。
というわけでここからは、ブログ記事タイトルの付け方の例をたくさん出していきます。
っとそのまえに、「これをやらないと上位表示を狙えないよ」ということをさいしょにお伝えしておきます。
ブログ記事タイトルの大前提:キーワードを入れる
タイトル付けの基本中の基本ですが、意外とできてない記事もみかけます。
3語のキーワードを狙っているのに、2語しかタイトルに含まれていなかったり。
こういうのは、もったいないです。
キーワードを入れなくても、Googleが勝手にキーワードを抽出してくれますが、これではまず上位表示されません。
「狙って」上位表示させるためにも、キーワードはかならずすべて入れてください。
SEO的に良いと言われているからです。
とはいえ、ただキーワードを当てはめるだけだと、総じてつまらない記事タイトルになってしまいます。
それを回避するために、タイトル付けのテクニックをいくつかご紹介します。
ブログ運営1年半の集大成です!
読まれるブログ記事タイトルに化ける3つのテクニック
タイトル付けのテクニックは大きく分けて以下の3つ。(細かく分けて8つ)
- 目立たせる
- 数字を入れる
- 興味性を演出する
CTR実績もお見せしながら、ひとつずつ説明していきます。
1. 目立たせる(難易度:★☆☆☆☆)
超簡単に目立たせる方法を2つ!
①ビックリマークを入れる!
これはめちゃくちゃ簡単なので、すぐに取り入れましょう。
そんなことで? とおもうかもしれませんが、やっぱあるのとないのとでは印象が違います。
B:【働きたくない】選択肢は2つ。【起業を目指すかニートになる】
Aのほうが目立つし、感情も伝わってくる気がしませんか?
②カッコをつかう
これも簡単で、カッコをつかうだけ。
ポイントは記事の頭にカッコを入れること。
検索結果に記事が並んだとき、視覚的に目立つというメリットがあります。
意外とまだ気づかれていないので、ぜひ有効活用してください。
【悲報!】/【朗報!】/【働きたくない!】
例のとおり、ビックリマークと組み合わせるのもいいですね。
2. 数字を入れる(難易度:★☆☆☆☆)
これも簡単なので、今すぐ取り入れましょう。
数字を入れるだけで記事タイトルが具体的に!
例をお見せします。
→本記事のタイトルですね。
ブログ9ヶ月目。検索流入のみで月間1000PV達成!茨道の先に
↓CTR実績
クエリ | CTR予測 | CTR実績 | 対予測比 |
月間1000pv | 2.56% | 3.4% | 133% |
ブログ1000pv | 1.64% | 4.1% | 250% |
1000pv | 1.74% | 4.5 | 259% |
【納得!】「個人で稼ぐ時代が来た」と言われる3つの理由
↓CTR実績
クエリ | CTR予測 | CTR実績 | 対予測比 |
個人で稼ぐ時代 終わる | 3.42% | 4.1% | 120% |
個人で稼ぐ時代 | 1.42% | 3.7% | 261% |
対予測比120~261% と、上々のCTR実績でした。
数字を入れるメリットとポイントは、次のツイートのとおり。
タイトルには数字を入れよ(奇数でね!)
・5つの理由
・手順3つ
・ベスト7選理由は3つ!
・具体性が出る
・記事ボリュームをなんとなく把握できる
・奇数のほうがエッジの効いた印象を与える(偶数はやわらかな印象)要点が偶数の場合は、奇数にできないか検討してみよう。#ブログ初心者
— ずーかま@ブログ運営の失敗代行 (@datsusalaryman) October 17, 2019
3. 興味性を演出する(難易度:★★★★☆)
さきにあげた2つと違って、難易度は高め。
いろいろ組み合わせる必要があるからです。
ただ、ひとつひとつはそれほど難しくないので、できるものから取り入れていきましょう。
今回ご紹介するのは次の5つ。
①結論を入れる・断言する
②恐怖をあおる・損するとおもわせる
③感情を込める
④ギャップ・意外性を出す
⑤お手軽さを打ち出す
順に説明していきます。
①結論を入れる・断言する
賛否両論あるとおもいますが、結論はタイトルに入れちゃっていいとおもいます。
このやり方でも、平均CTR以上は確保できているからです。
たとえば、次の2つならどっちを読みたいとおもうでしょうか?
B:年収1000万稼ぐサラリーマンは勝ち組なの?
比較の仕方がきたないかもしれませんが、この場合は①ですよね?(`・ω・´)
CTR実績はコチラ。
クエリ | CTR予測 | CTR実績 | 対予測比 |
サラリーマン 勝ち組 | 1.74% | 3.4% | 195% |
これもけっこう効果アリでした。
もうひとつ例を出しておきます。
B:サラリーマンは時間の無駄なのか?
これも比較の仕方がきたないですが・・・
やっぱり結論を言ったほうが、中身をみたくなりませんか?
こちらもCTRは平均以上あります。
クエリ | CTR予測 | CTR実績 | 対予測比 |
サラリーマン 人生 無駄 | 21.12% | 24.5% | 116% |
サラリーマン 時間の無駄 | 21.12% | 27.7% | 131% |
ただこの例の場合は、「起業」に興味がないひとはクリックしない場合があるので、最適解ではなかったかもしれません。
次のようにしてたらもっとCTRがあがったかも。
これなら、結論を言いつつ起業に興味がないひともクリックさせることができたでしょう。
結論を入れるのとほぼイコールですが、断言するのも効果的。
いまあげた2つの例も、まさに断言(言いきり)です。
「勝ち組じゃない」「無駄です」って言いきってます。
②恐怖をあおる・損するとおもわせる
これはよくつかわれる定番的なやつ。
人間は嫌なことを回避したい生きものなので、恐怖をあおったり、損するとおもわせるのは効果的!
ただし毎回毎回つかうとウザいので、ここぞと言うときに使うようにしましょう。
↓CTR実績
クエリ | CTR予測 | CTR実績 | 対予測比 |
(ひとつひとつの検索回数が少ないため、平均で表示) | 1%未満 | 4.2% | 420% |
「しんりゅうの研究」見なきゃ損!島田紳助の神講義
↓CTR実績
クエリ | CTR予測 | CTR実績 | 対予測比 |
しんりゅうの研究 | 10.65% | 0.7% | 7% |
ここではあえて失敗例(後者)をのせました。
後者は上位表示されているのに、CTRが異常に低いですよね?
このように、テクニックをつかったからと言って、かならずしも効果が出るわけじゃないことは知っておきましょう。
③感情を込める
記事タイトル中に話し言葉を入れるだけで、感情あふれるタイトルになります。
さっそく例をあげましょう。
→CTR実績は①で紹介したので割愛。
【マジムリ!】定年まで働きたくない!→そんなに働かなくていいって
↓CTR実績
クエリ | CTR予測 | CTR実績 | 対予測比 |
定年まで働きたくない | 3.42% | 5% | 146% |
【ムリゲー・・・】働いても働いても生活が楽にならないサラリーマン
クエリ | CTR予測 | CTR実績 | 対予測比 |
定年まで働きたくない | 2.69% | 9.3% | 346% |
あくせく働きたくない | 2.69% | 10.3% | 383% |
ちょっと工夫するだけで、血の通った感じがするタイトルになりますよね?
対予測比146~383% と、CTR実績も上々です。
感情を出すと共感を呼びやすいという結果になったので、ぜひ取り入れてみてください。
④ギャップ・意外性を出す
常識だとおもわれていることの、あえて反対を言う方法です。
これもよく使われる手法ですね。
【手を抜け!】真面目に仕事すると損する4つの理由【解決策あり】
【朗報】起業にアイデアは不要。成功者のマネすればいい【その理由】
こんな感じ。
すみませんが、この例はCTR実績みせられるほどではないです。
(そもそも上位表示されてないので、検索回数が少なく信ぴょう性がない)
代わりに、ツイッターで反応が良かった記事タイトルをひとつご紹介。
ツイートを見たひとの、約6%が記事を読んでくれました。
ほかの記事だと2~3% だったので、結果的に効果アリだったと判断できますね。
「稼げない!」と言っておいて、内容は稼ぎ方の記事だったり、「オワコン」って言っておいて、オワコンじゃない理由を書いていたりします。
ウソはいけませんが、適度なあおりは「効果アリ」です。
⑤お手頃感を出す
基本読者さんは面倒くさがりなので、即効性がありそうなタイトルにすると興味を引けます。
【今スグ変わる!】生き方を変える意外な方法【意識は幻想と知る】
※最近書いた記事のタイトルなので、CTRは計測不能。
今すぐ、今日から、明日から、3日で、たった1週間で、などといったワードですね。
数字との組み合わせも有効。
ブログ記事タイトルの付け方のテクニックについては、以上です。
ブログ記事タイトルの文字数について
さいごに気をつけておきたいのが、記事タイトルの文字数。
記事タイトルは、かならず31文字以内にしてください。
なぜなら、記事タイトルの最大表示文字数はかぎりがあるからです。
PCクロームの検索結果:31文字
iPhoneサファリの検索結果:40文字
スマホで検索するひとが多いとはいえ、PCで検索するひとも2~3割いますので、無視はできません。
PCの最大表示文字数に合わせ、31文字以内にしましょう。
実はブログ界隈では、いまでもよく32文字と言われています。
なので僕もずっと32文字でやってましたが、今回調べてみたら31文字でした!!
情報をうのみにするのは良くないですね(;´・ω・)
これも立派な技術なので、練習しましょう。
というわけで、ブログ記事タイトルの付け方について、いくつかテクニックをお伝えしてきました。
しかし正解はないので、複数を組み合わせたり、自分なりの最適解を見つけてみてください。
最終的には数字(CTR)で判断するということを忘れずに!
では今回はこの辺で(`・ω・´)ゞ
このブログに出会ったがさいご。
笑いながら、楽しみながら、ブログを継続するしかない。
ブログで稼ぐ?ブログで成功?
そんなものは、ブログを楽しんでから言え!
楽しめ!笑え!ほ〜ら挫折ゼロだ!
あ、ブログ楽しみましょう☆