ブログのキーワード選定とは?【4つのSTEPで完全解説!】

キーワード選定ってよくわかんない。
どうやればいいの?
とりあえず記事を書くだけじゃダメなの?
キーワード選定がよくわからないひと
このような疑問にお答えします。
✔キーワード選定丸わかり!
✔あなたのブログが「アクセスが伸びるのか?どれくらい稼げるのか?」がわかる!
目指すゴールは以下。
キーワード選定なんて余裕!
本記事のトピックス
ブログのキーワード選定とは?
キーワード選定とはそのことば通り、キーワードを選ぶこと。
なぜ、キーワードを選ぶ必要があるのか?
キーワードに沿った記事を書かないと、ブログにアクセスが来ないからです!
しかしその「キーワード」を意識せずに記事を書いたらどうなるでしょうか?
その記事は、Googleの検索結果には表示されません。
つまり、アクセスが集まりません。
ということはアクセスを集めるためには、検索されるキーワードで記事を書かないといけないですね?
そのためにやるべきことが、「キーワード選定」というわけです。
したがってキーワード選定は、数あるSEO対策(※)のうち、もっとも重要な施策です!
Search Engine Optimization の略で、訳すと ”検索エンジン最適化”。
ブログやブログ記事をGoogleの検索結果に上位表示させるためにおこなう、さまざまな施策のことを指します。
キーワード選定の基本戦略
あなたはいま、キーワード選定の重要性を認識しました。
具体的な手順の解説にうつるまえに、キーワード選定の基本戦略をおさえておきます。
キーワードの分類と特徴を知る
まずはキーワードの分類と特徴を把握します。
キーワードの分類でもっとも一般的なのは、ビック・ミドル・スモールという分け方。
それぞれの特徴は下図のとおり。
(補足:検索語数は一般に、ビッグ:1語/ミドル:2語~3語/スモール:3語以上)
戦略の肝、「それぞれのキーワードで上位表示させるには、何記事必要なのか?」は、以下のツイートで述べました。
✅キーワード分類と上位表示させるために必要な記事数
一般に言われている目安は以下。
※カッコ内は月間検索数ビッグキーワード(1万以上):60~100記事以上
ミドルキーワード(1000以上):10記事以上
スモールキーワード (10~1000):1~10記事注:新規ドメインはこの限りではない。#ブログ初心者
— ずーかま@ブログ運営の失敗代行 (@datsusalaryman) November 27, 2019
キーワード選定で失敗しないための基本戦略:スモールから攻める
ブログでアクセスを増やして稼ぎたいなら、検索ボリュームが多く、たくさんのアクセスを集められる「ビッグキーワード」で上位表示させることが最終目標。
しかしGoogleの評価システムの都合上、ピラミッドの最下部、つまりスモールキーワードの記事をたくさん書くことでしか、ミドル/ビッグキーワードは攻略できないようになっています。
ということは、この評価システム下では、上級者・初心者の差別がありません。
たとえば以下。
- 「転職」に関して100記事書いた初心者のブログ
- 他の記事はたくさんあるけど、「転職」については数記事程度の上級者のブログ
⇒Googleは前者を優遇!
というようにGoogleは、あるジャンル・キーワードに関して「情報量が多く、専門性の高いブログ」を上位表示する傾向にあります。
とはいえ記事数が多くても、中身が適当ならこのかぎりではありません。
しかし基本的には、年功序列の会社みたく、年齢さえ高ければ高い給料をもらえるなんてことは起こりません。
(厳密に言えば、ブログ運営歴や知名度によって多少の色はつく)
それは、「スモールキーワードを攻めること!」
これがキーワード選定で失敗しないための基本戦略。
かならずおぼえておきましょう。
この戦略を叩き込んでおかないと、敗北が確定します(´・ω・`)
間違っても、直接ビッグキーワードを狙いにいくなんてしてはいけませぬ。
会社なら、平社員からいきなり部長になろうとするようなものです。
どちらも無謀ですよね?
攻めるなら、ピラミッドの下からです。
✅オススメのキーワード検索ボリュームは以下
✔️10~100
✔️100~1000
つまり3語キーワード狙い。1語キーワードを狙っても、敗北確定😱
3語キーワードを網羅していくことで、2語・3語でも戦えるようになる。無謀にも初期に1語キーワードを狙い、案の定撃沈した先駆者より。#ブログ初心者
— ずーかま@ブログ運営の失敗代行 (@datsusalaryman) November 25, 2019
やってはいけないこと:キーワードの自作
キーワード選定でもっともやってはいけない行為、それは「キーワードの自作」です。
これはキーワード選定を知らない、よくわからないひとがやってしまいがち。
僕もブログを始めた当初、よくキーワードを自作してました・・・。
その答えは、「検索されないから」です!
たとえばこのブログの名前「ずーかまブログ」を検索すると、検索結果の1~3位を僕のツイッターやらブログが独占しています。
ブログをやってることを知ってる友人は、「おーすげー!最初に表示されるね!」と言ってくれましたが、実は全然スゴくありません。
理由は以下。
- 「ずーかまブログ」というブログを運営してるのは僕ひとり
- 「ずーかまブログ」と検索するひとは、ほぼ0人
つまりライバルが不在なので、検索結果の上位に表示されてとうぜんということ。
たとえ検索結果の上位に表示されても、検索するひとがいないなら、ブログにアクセスは来ませんよね?
キーワードを自作し、検索されもしない記事をいくら書いたところで、アクセスは一向に増えません。
ビジネス目的でブログをやるなら、キーワードの自作だけはぜったいにさけます!
キーワード選定の具体的な手順:4STEP
さて、キーワード選定の基本戦略を理解したところで、具体的な選定方法の解説にうつります。
キーワード選定ツールとしては、「Googleキーワードプランナー」がとても有名。
しかし、使用するまでの登録だったり広告の設定だったりが面倒。(課金はしなくてもOK)
機能的にはキーワードプランナーと大差ありません。
むしろ、キーワードプランナーだと課金しないと見れない数値も見れたりするので、個人的にはイチオシのツール。
とはいえ、キーワードの漏れがないか確認するときには、併用をオススメ!
時間に余裕ができたら、キーワードプランナーも登録しておきましょう。
では、キーワード選定の具体的な方法について解説していきます。
手順は以下の4つ!
- 市場規模の確認
- キーワードの絞り込み
- 収益性の確認
- キーワードの洗い出し(別記事)
順に確認していきます。
STEP1. 市場規模の確認
まずは、市場規模の確認をします。
あなたが参入しようとしているジャンルが、Googleでどれだけ検索されているかの調査です。
ウーバーサジェストにアクセスし、「キーワード」を入力。
まずは、「転職」「筋トレ」「ダイエット」など、1語のキーワードで市場規模を確認していきます。
今回は、「ダイエット」と入力してみました。
結果が出てきたら、スキンヘッドのおじさんに目をうばわれないように気をつけながら、おじさん上部の4つの項目に注目!
この4つの数値について、ひととおり説明をしておきます。
- 検索ボリューム:そのキーワードを月間に検索するひとの数(累積)
- SEO難易度:0~100で、SEO攻略の難易度を表示
- 有料難易度:0~100で、有料広告の掲載難易度を表示
- クリック単価:広告を1クリックあたりの広告入札単価を表示
STEP1. は市場規模の確認なので、左端の「検索ボリューム」の数字に着目します。
ここがあまりにも低すぎると、記事を書けども書けどもアクセスが増えないからです。
ダイエットの場合は、「36万8千」となっているので、じゅうぶんすぎる市場規模があることが確認できました。
ついでに、おとなりの「SEO難易度」も確認しておきます。
これらの数値が高ければ高いほど、ライバルが多い・強いということ。
しかしその反面、商品が売れやすい稼げるジャンルだとも言えます。
とはいえ最初のうちは無理をせず、数値の低いジャンルを探すのが無難。
STEP2. キーワードの絞り込み
仮にあなたは、「ダイエット」というジャンルに参入することを決めたとします。
その市場規模の大きさは魅力ですが、さすがに競合が強すぎるし、相手になりません。
もう少しキーワードを絞りたいので、関連キーワードを見ていきます。
スキンヘッドおじさんを通り過ぎて、画面の下のほうに向かいます。
すると「キーワード候補」という項目があるので、もう少し下までスクロールして、「キーワード候補を全て見る」をクリック!(※全て見るには、Googleへのログイン提携が必要)
「ダイエット」に関連するキーワードの候補一覧が表示されます。
ちなみに「サジェスト」は「提案」という意味。
「ダイエット」というキーワードといっしょに検索されやすキーワードのことを指しています。
このなかから、キーワードを絞り込みましょう。
見るべきポイントは、さきほど説明した4つの数値のうち、「検索ボリューム(VOL)・SEO難易度(SD)」の2つ!
検索ボリュームが1万以上、かつSEO難易度が低いものを探します。
「ダイエット 筋トレ」あたりが条件にあてはまりますね!
というわけで、「ダイエット 筋トレ」というキーワードに決めるとします。
おめでとうございます!
ここで選んだキーワードが、あなたのブログの【メインキーワード】です!
STEP3. 収益性の確認
キーワードを決めたら、そのキーワードでどれくらい稼げるのかも知りたいですよね?
ざっくりとしか計算できませんが、簡単に計算できますので確認しておきます。
アフィリエイトの場合
以下4つをすべて掛けあわせた数字が、そのキーワードで稼げる金額のポテンシャル!
- 検索ボリューム
- CTR(クリック率)
- 成約率
- 報酬価格
1⃣「検索ボリューム」の説明はもういいですね。
2⃣続いて「CTR(クリック率)」は、以下のデータが参考になります。
引用:Announcing: 2017 Google Search Click Through Rate Study
このデータは、Google検索結果におけるCTR平均の調査結果。
あるキーワードで1位を取ると、21.12%のひとがあなたの記事をクリックするということになります。
ここでは、1位を取ったと仮定します。
3⃣次に成約率は、100人に1人としておきましょう。(←実際難しいですが、じゅうぶんあり得る数字)
4⃣そして、報酬。
ここでは仮に、5,000円の報酬としておきます。
たとえばサプリの販売とかなら、これくらいもらえるんじゃないですかね。
以上の1⃣~4⃣を掛けあわせます。
つまり、「ダイエット 筋トレ」で1位を取れば、23万くらいは稼げるポテンシャルがあるってことです!
独自商品の場合、商品価格は自分で設定できるので、もっと利益はふくらみますね!
あ、夢もふくらみましたか?
だいじょうぶです。そうそううまくはいきません(´・ω・`)
そんなに甘くはありません。
Googleアドセンスの場合
アドセンスの場合は、3⃣を除いた数字の掛け算です。
報酬単価(4⃣)は、1PVあたり0.2~0.5円が相場。
さきほどと同じく、「ダイエット 筋トレ」で1位を取ったと仮定して計算すると以下になります。
(アドセンスの報酬単価は0.5円として計算)
「ダイエット 筋トレ」で一位を取っても、最大で2,310円・・・
「ダイエット(1語キーワード)」という、スーパー難攻不落の城を攻め落としても、「368,000×0.21×0.5円」で最大3万8,640円しか稼げない!!
Googleアドセンス一本で生活していくのは、超絶難しい・・・(´・ω・`)
STEP.4 キーワードの洗い出し
メインキーワードも決まり、収益性も確認しました。
さて、ここからがキーワード選定の本番!
メインキーワードから派生する、「ミドルキーワード・スモールキーワード」を、すべて洗い出すプロセス。
この作業は、約1日(8時間以上)がかりの大仕事!
しかし、アクセスをたくさん集めるには欠かせない作業。
やらないという選択肢は、ありません。
詳細の手順は別記事にまとめました。
あとはひたすら記事を書く!
「ミドルキーワード・スモールキーワード」の洗い出し、おつかれさまでした。
あとは基本戦略のとおり、「スモールキーワード」の記事を量産していきます。
ピラミッドの下から攻めていきましょう!
まとめ:キーワード選定をやらないと生き残れない
初心者のうちは、キーワード選定なんて無視して記事を書いてしまいます。(僕もそうでした)
しかし、ブログで生き残っていくためにはキーワード選定をやり切ることが重要!
ブログのアクセスを伸ばしていきたいなら、かならずやりましょう!
じつは記事を書くまでにすべきことがまだまだあります(;´・ω・)
詳細は以下の記事で!
めんどうですが、一歩ずつ着実に前へと進んでいきましょう!
では今回はこの辺で(`・ω・´)ゞ
このブログに出会ったがさいご。
笑いながら、楽しみながら、ブログを継続するしかない。
ブログで稼ぐ?ブログで成功?
そんなものは、ブログを楽しんでから言え!
楽しめ!笑え!ほ〜ら挫折ゼロだ!
あ、ブログ楽しみましょう☆